代表的な数独問題を、その「難易度」だけでなく、「見た目」「解き味」を加味して格付けする大変独創的かつ偏狂的なナンプレ・ブログです。
朝日新聞に毎週土曜日掲載されるBe on Saturday 数独問題 11月17日分を取り上げます。なお、”Ryuzen”ソフトの解析結果は、以下に示しますが、初心者の方で解き方や解法のpointに関して詳細な解説に興味のある方は、http://kmatsu1.blogspot.jp/2012/11/1117bebbb.html を参照してください。
Results of Rank Analysis by " Ryuzen " for Asahi newspaper Be puzzle on 17rd Nov.
Alias 63
Blood 92bD22Bi12QA
Ranking BBB- 96 pt ( t 64 , a 22 , c 10 , v 32 )
Level 2 Very Easy
Givens 24
Empty cells 57
avarage of frequency 2.67
standard deviation for digit distribution 1.12
candy matrix constructed 55
consumed time 12.12 s
No of Route 14,155,776
(1) Technical point 64 pt
Playback notation J= BR
No of entrance 4 { B1 , R3 , C0 , M 0 }
Distance of B 1
Distance of R 2
basic point 64 B50, R7, C0, M0
deform point 0
(2) Visual point 32 pt
Artistic point 22
pattern point 12
symmetry point 10 XY
Creative point 10
givens 5
aroma 5
「見た目」は、今回は見るべきものは何もありません。使用されている9粒子クラスターが、もう少し整ったものにするとか、横の2粒子とつなげて11粒子のpairにすれば、少しは見栄えがするのではと思います。さらに、147の sharp edge digit が多用されていますが、これを、389に数字変換すれば、全体の構図がクラスターとさらにマッチしたものになるでしょう。
今回の問題の「難易度」は、★4ですが、”Ryuzen”の解析結果では、64pointと「Very Easy」としては、比較的高い点数になっています。これは、使用する技が、B:ブロッケンとR:レッツミの二つであるにもかかわらず、Rが7回も使われているからです。下の図を見ていただければお分かりだと思いますが、出だしの部分で3回、25ステップの中間部分で4回出てきます。
同じ64pointの問題で、★5、「Lovely」の問題が二つありました。下の図に時刻歴を示しました。
この図を見て分かるように、★5の問題では、基本技以外の「Q:予約」を見つけるのに時間を要し、それが64pointの45%(Max Slope 11月3日解析結果参照)を占めています。
両者の「解き味」は、「予約」Q技を見つけるのか、比較的やさしい「レッツミー」R基本技を繰り返し見つけるのか、の評価によって異なってくるでしょう。六甲山に登るのに、ロックガーデン経由で登るのか、はたまた「ととや道」(昔、有馬に魚を運んだとの由来)で登るのかによって、登山の醍醐味も変わってくるとおもいますが、如何なものでしょうか?
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