歌舞伎役者の初代佐野川市松が舞台でこの文様の袴をはいて爆発的に流行した。特別に何ということのない四角の連続だが、一つずつの目のコントラストが強いのでインパクトがある。・・・・
市松文様の呼称から、日本の創作文様と思いこんでいるが、実は世界共通の美意識に支えられ、維持されているような気がする。1996年発表のルイ・ヴィトンのこの文様が復活して、今も人気になっている。
「日本の伝統文様事典」 片野孝志著 講談社・ことばの新書より
数独パターンにも、市松文様を彷彿させる問題がいくつかある。
「激辛数独12」 105番 作・高由良りむ
Rank AAA+ Level Healthy ( 12) Strategy V gp vqp vgp qpv
Total point 197 ( Technical 114 , Visual 83 )
数独アヴァターに数字置換を行い、ちょっとお化粧をすると次の問題となる。
文様をさらに細かくするために、四隅に表出数を加える。当然やさしい問題(初心者クラス)となります。
Rank A- Level Very Easy ( L2 ) Total point 130point ( Technical 60 , Visual 70 )
少しは市松文様に近づいたでしょうか。