これまで、数字変換により無数のアヴァターが存在することをしつこく書いてきました。実際どれがoriginalな数独問題であるのか、分からないことになります。今のところ、出版物に早く公表されたもの、といっても新聞・雑誌の単発ものから、ナンプレ雑誌・単行本などたくさんありすぎますから決めつけるのは無理のようです。
そこで、Visual point の高い美しいナンプレ、つまり creative point のsequense digit によるポイントが高い方が、標準的なナンプレと考えることができます。
一方、パターン・アヴァターには、対称変換(8種類)やブロック変換(6種類)で48種類の数独アヴァターが出現します。
今回は、さらに、同一Block にまたがる行変換・列変換により2・3・3・3通りとその組み合わせによるおびただしいパターン・アヴァターが存在し、より美しいナンプレの出現の可能性があることの一例を紹介します。
「ナンプレ上級編 31」 58番 作・ P-Labo
一見したところ、二つの対角線の5粒子を上下にずらすと、3つの empty block が出現し、Visual point もupします。しかし、これは、(例え唯一解をもったとしても)全く別の問題になります。数独アヴァターはどれも全く同じ技を使って解くことが保証されたものです。
この数独アヴァターは、第一段ブロックの一行目と二行目、第三段ブロックの八行目と九行目を交換したものです。さらに数字変換により、上段と下段の角に、sequence digits を採用しました。
数独文様で表すと次のようになります。その違いがハッキリします。
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