朝日新聞の土曜日朝刊に、毎週取り上げられる数独(ニコリ社提供)を「難易度」と「見た目」の両面から総合的に格付けを行う。
Results of Ranking Analysis by " Ryuzen " of Puzzul ( 17th March 2012)
Alias 84
Blood 42DM42hB32Cf12PH
Ranking A- 111 pt ( t 78 , a 22 , c 11 , v 33 )
Level 6 Lovely
Published Level ★★★★★
(1) Technical point 78 pt B+
Playback notation J= Q
No of entrance 5 { B2 , R2 , C0 , M 1 }
Distance of implicit single 3
Candy matrix was constructed 65 times
Basic point 70 pt B50, R2, C3, M2
Deform point 8 pt Qr 2, Qb 2
Crux point 1
① Step 6 ( 3, 3 )= 7 QbB 27 %
(2) Visual point 33 pt
artistic point 22
pattern point 12
symmetry point 10 XY
creative point 11
givens 5
continuous digit 6
解説
パターンの美しさは、全体的には特に特徴はない。斜め直線4粒子の平行な2個のメインクラスターが、もう一つの台形状の4クラスターとその延長線にある1粒子に支えられて美しいを形成するものの、3粒子クラスター2個の存在が全体を平凡なものにしている。右上がりの空白対角線が生きて来ない。創造点が低いのは、4 の三連打と 9の二連打以外、sequence digits なども全く見られないからである。
技術点 78点は、この種の新聞連載の一発物の数独パズルとしては、高い方であろう。ことに一回だけとはいえ、基本技以外の手筋(implicit pair , 予約)を必要とするのは珍しいので、初心者は手こずることになるのでは・・
また、出だしの基本技「implicit block single ,ブロッケン」が使えるのが、2個しかなく、しかも Distance =3 なので、次は
4手目 ( 7, 4) =8 R ( implicit row single , レッツミー)
5手目 (7, 9 ) =9 M ( explicit single , マスミー)
と続き、ここで行き詰まる。
6手目がヤマ場の (3,3) =7 である。これを超えると、あとは「ブロッケン」でずるずると最後までと思いきや、24手目 (2,1)=4 M マスミーなどが表れる。あとは問題なく解ける。
パズルの解答マス(黄色)は、全 57の空白マスのうち、
46 手目 ( 5,8 )=3
49 手目 ( 9, 1)=9
に表れる。妥当な出題である。
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