朝日新聞7月14日号土曜日 Be on Sturday C数独を取り上げます。先週の予告通り今回はやさしい ★★★の問題でした。「B ブロッケン」だけで解ける”Beginner”の問題ですので、難易度に関しては特にコメントすることはありません。
Results of Ranking Analysis by " Ryuzen " of Asahi Newspaper Puzzle on 14 th July.
Alias 102
Blood 92カB18PR
Ranking BBB+ 108 pt ( t 55 , a 25 , c 28 , v 53 )
Level 1 Beginner
Givens 26
Empty cells 55
avarage of frequency 2.89
standard deviation for digit distribution 1.17
candy matrix constructed 16
consumed time 5.85 s
(1) Technical point 55 pt
No of entrance 10 { B4 , R3 , C3 , M 0 }
Distance of B 55
(2) Visual point 53 pt > 50
Artistic point 25
pattern point 10
symmetry point 15 XY DU DD
Creative point 28
givens 4
sequence digit 4
aroma 10
vacuum 10
なお、懸賞の二重枠の答えは、
① ( 1, 5)= 2 55手目
② ( 5, 8) =4 31手目/55手中
朝日新聞に過去3カ月掲載の公表レベル★3~★5の問題の「難易度」と「見た目」の格付け一覧を次に示します。
総合格付け(Total point )は、「難易度」(Technical point ) と「見た目」( Visual point ) の和で表されるので、上図の直線が、格付け境界線になります。さらに、格付けBBB+は、105~110 pt の範囲ですので、上図の帯線の範囲であり、丁度今回の問題(108 pt )が入ります。
今回、難易度が低い割には総合点が高くなっているのは、何故でしょう。Visual point が53pointあり、比較的高いからですが、 問題盤面を見る限りでは、とても美人とは思えません。答えは、creative point のaroma impact と vacuum point にあります。
表出数のなかで、147 が 12個もあり全体の42% でaroma point 5pt、3689 が50%でさらに5点つきます。25が一個ずつの数字配置で、そのバラつき度は全体のパターンに妖しいインパクトを与えています。
二重枠の黄色の着色があるので、少しわかりにくいですが、5行目、5列目がそれぞれ空白行になっています。Vacuum point 10pt が加わってやっと 50ptをクリヤーしました。
ちょっと分かりにくい「見た目」の美しさなので、目を細めてしばらく無心で眺めてみて下さい。作者の意図したことではないのでしょうが、美的感性の鋭い人には、7,1,4の sequent digits が刃先の連峰のように浮かび上がってくるはずです。(「フォントの美」)
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