朝日新聞 7月7日号(土) Be on Sturday C 数独の格付けソフト"Ryuzen"による解析結果を紹介します。
Results of Ranking Analysis by " Ryuzen " of Asahi Newspaper Puzzle on 7 th July.
Alias 32
Blood H1DG42MR
Ranking BBB 104 pt ( t 59 , a 34 , c 11 , v 45 )
Level 2 Very Easy
Givens 25
Empty cells 56
avarage of frequency 2.78
standard deviation for digit distribution 0.67
candy matrix constructed 32
consumed time 8.12 s
(1) Technical point 59 pt
Basic point 59 pt (B53 R3)
No of entrance 6 { B2 , R3 , C1 , M 0 }
Distance of B 2
Distance of R 3
(2) Visual point 45 pt < 50
Artistic point 34
pattern point 24
symmetry point 10 XY
Creative point 11
givens 4
sequence digit 2
aroma 5 ( digits 3689 occupy 52% of givens)
今回の出題のレベルは、★4となっており、過去3ヶ月の★4の問題の平均より少しやさしい位のレベルであるのは、次の図からわかる。この図は、新聞掲載の日付順に問題レベルを表示したもので、一番右端が7月7日分、いろいろな評価値から言えば、3月31日掲載分(練習題)と難易度は同じ程度です。
この図を見れば、掲載される数独のレベルは、ほぼ一カ月のサイクルでまわっているようです。例えば★5の問題は4週間毎に掲載されるので、今度は7月21日になります。
今回の問題で、「難易度」が★4(初級の中)になっているのは、手筋B(ブロッケン)だけでなく、手筋 R(レッツミー)も三回使うことによるものです。
実際、第一手 (7,6)=1、 第二手 (6,6)=3 はすぐにわかりますが、第三手が、2行目の3の入る場所が (2,4)=3 で、続いて 第四手も5行目に注目して、8に目を付けると, (5,1)=8 が入ります。あと16手目でもう一度R(レッツミー)を使うところが出てきますが、あとは、B(ブロッケン)で解けます。解の進行状況は次の表から明らかです。
手筋の表示法ですが、 R (5,1)=8 の記号表記は、5行目(R5)で、数字8に注目して入る場所を探しなさいという意味です。その場所は、1列目でつまり(5,1)のセルに相当します。同様に、例えば、C (8,3)=5 であれば、3列目で5に注目せよ、 M (4,6)=1 ならば、4行目、6列目にある場所のセルで、候補を探せ、という意味です。
一方、「見た目」は、今回も 50 pt の「美人の標準」に僅かに届かず残念です。最近の朝日新聞の問題の「見た目」と「難易度」の関係をバブル図で表してみました。
あと、5 point で 50 pt のラインに到達するので、この問題の「見た目」を良くするにはどうすればよいのか解析結果を参考にして、考えてみてください。
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